マルコ　ただ追うだけではつまらないので

こんばんは。
めだか夢やです。
今夜はマルコのペアを組んで販売ページに並べてみました。

販売ページにこのメダカの交配や個体の特徴とペア組みの特性などを書いておきました。
マルコのダルマ個体であることから採卵が容易でなさそうなことから仔を採るのが難しそうです。
遺伝率などをこれらの仔から測るのは無理なのでは。。と考えております。
様々な選択肢がある中からマルコの遺伝率を高く維持しながらダルマを追求していくというスタンスのペア組みとなるのでしょう。
現在の私はこの選択肢は選ばないかもしれませんが、採卵の上手な方はこういったペアからでも仔を採ってしまうのだろうなぁ～と思ったりもしています。

それでは次のペア組み。

同じ交配から出ているものです。
販売ページに書いてあるなんていうのは不親切か。。
〔（紅白系ハゲ！×ピンクマルコ）F１×ピンクマルコ〕という交配から生まれている個体群からの選別品です。
背びれが付いていますがマルコを交配した仔らしく背びれの細さや位置などが特徴的に見えます。
現時点での私はこういったペア組みから仔を採っています。
というのも、マルコの遺伝率よりも仔の確保が重要ですし、ダルマの固定をしながら徐々にマルコの遺伝率を上げていけば良いなどと考えているからであります。
それはあくまで私個人の思惑であり、いくつかある選択肢の中からマルコ作りの方向性を選んでいただければと思い幾とおりかのペア組みをしています。

そして次は意外にもオーソドックスに。

長めの個体を選別してペアにしています。
一見すると前出２セットに比べて劣るかのような錯覚に陥りますが、体型の良さや透明鱗率の高さなどを考えれば次世代で大化けする可能性を秘めたペアなのです。
それに、この手のペアであれば仔の確保は容易ですしストレスも溜まりません。
産卵状況も上々ですし即戦力としての導入が見込めます。
まずは透明鱗マルコの固定率を上げるつもりで繁殖に臨み、透明鱗まるこダルマの出現を見逃さず次世代への親として作りの方向をスイッチしていく。。。という計画を立てられるのもこういった安定感タップリのペアならのことでしょう。

このペア組みの考え方は他のメダカでも応用できます。
今流行りのメダカは大抵が複合した芸の持ち主です。
突然変異で生まれる個体は素晴らしいものがありますが、計画的に今ある芸を複合させながら新たなものを作っていくという楽しみは他に代えがたいものがあります。
繁殖シーズンも始まりを迎えています。
めだか夢やからたくさんのペア組みセットが全国へ発送され、売店からもお客様の手へとわたっています。
こういった情報を拾いつつメダカの交配や繁殖を楽しんでいただければと願っております。