昴の魅力

こんばんは。
メダカ生産･販売の「めだか夢や」です。

早速ですがメダカの画像です。

昨日発送しました「昴・改」です。
梱包する前に撮影したものです。
暗い色の容器での飼育観賞に向いています。
赤ラメや金ラメ、緑や青のラメも光の強さや加減によって様々な表情に変化していくのが特徴的なメダカなのです。
「改」としているのは「ラメ幹之・青」を交配していることにあります。
めだか夢やでは「昴」の維持系統と「昴・改」の２系統を昴系で維持しておりますので、その区分けを示すものでもあります。
将来的には「昴」の名に収まるようになってくると思いますが、今はそんなふうに分けているというところです。

そして「昴」の維持系統の個体です。

良個体が揃っています。
昴としての表現の豊かさは「昴・改」に軍配が上がるかもしれませんが、完成度の高さではこちらが断然高いのです。
昴の維持系統は私のほかにある仲間にも２年ほど前から託してありました。
その助けもあって良個体をたくさん揃えられたという経緯もあるのです。
これらは屋外無加温の環境ですので、５月くらいに親選別を行い繁殖に向かっていこうという方向でいます。

どんな個体を親として託していたのかというと。。

2012年5月7日撮影。
この頃に私が育てている中で最良の親候補たちでした。
今見ると大したことなかったのかな？？って思いますけど、ここの通過点があったからこそ今の姿があるのも事実ですから。
（その頃に比べると随分と進化したものですね。。）

このように記録をとっておくことで、その時の印象に惑わされずに親選別などを行なえるのかもしれません。
仲間の手により進化した昴ですが、種の選択肢の１つとして大いに活用させてもらおうというところです。

そして昴とリンクするメダカたち。

「ラメ幹之・青」からあえて光の無い個体を選別したセットですが、オス2匹は黄色が勝っていて茶メダカに近い体色になりながらも体内光はちゃっかり入っていたりします( ´艸｀)
ここがとても不思議なところであり、魅力的なところでもあるのかもしれません。
特に黒系のメダカに幹之の特徴を乗せようと思った場合には非常に重要に関わる要素だと考えていますので、このへんの経過の観察というのは非常に重要な考察要素となるわけです。
昴が今後どのような道を辿っていくのかを導く可能性のあるメダカです。

まずは当方の「昴・改」の親個体から生まれる仔を見てみたいのが本音です。

順調に採卵が進んでいるのでどのような仔が出てくるのか楽しみです。
夏前にはある程度の結果が見えてくると思うのでその頃にまた報告したいと思います。